四畳半の秘密基地

さあ、今日はどんな実験をしよう

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アウトプット大全を読んでみた

前々から、「アウトプットって大事だよな〜」と思いつつなかなか行動に移せていなかったのですが、学びを結果に変えるアウトプット大全を読んで改めてアウトプットの大事さを感じたので早速実践ということで書いてみたいと思います。
この本に読書感想用のテンプレートも準備されているのでそれに則って書いてみます。

概要

この本は全5章で、1章がアウトプットのメリット、2〜5章が具体的なアウトプットの方法という構成になっています。
私としてはアウトプットのメリット・方法どちらも知りたかったので全体的にとてもためになりました。個人的に特に目からウロコだった事柄を3つあげてみたいと思います。

1. アウトプット=運動

アウトプットするときは、書いたり話したりして運動神経を使うと記憶が定着しやすいです。「運動性記憶」と呼ばれるもので神経細胞が使われるほど記憶に残りやすくなります。
実感として声に出して読んだり・ブログに書いたりするとアウトプットすると記憶に残りやすい印象があります。

2. アウトプットのハードルは高ければいいとは限らない

アウトプットのハードルは、高すぎるとモチベーションが上がらないし不安や恐怖を感じてしまって長続きしません。
この本ではアウトプットの難易度を「快適領域」、「学習領域」、「危険領域」の3つに分類して学習領域となるちょい難のアウトプットを行うことを勧めています。
私はアウトプットのハードルを危険領域に設定する傾向があるみたいで、楽しさよりも不安が勝るときの方が多いので見直した方がよいと感じました。

3. やる気スイッチは時限式

やる気スイッチはやる前に入るのではなく、やり始めると入ります。人の脳は作業を始めると、だんだんやる気が出てくるような性質を持っています。知らなかった・・・。
たしかに、やる気はないけどポモドーロテクニックを1サイクルだけ回してみようかと思って始めた作業が2サイクル以上続いた経験は割とあります。
ポモドーロテクニックは25分間ですが、25分と言わず5分でもいいから始めた方がエンジンがかかりやすいみたいです。

まとめ

他にもたくさんためになることが書いてありますが、一度に吸収できない量なので何度も読み返したいと思います。興味を持たれた方は購入してみてください。
サービスを開発するエンジニアとして働いていると、アウトプットすることは生存戦略上大事なんだろうなーと思う時が多々ありました。
しかし生存戦略という動機だけでアウトプットするのは楽しくなくて、楽しくアウトプットできる理由を探していました。
この本はその疑問に答えくれる本でした。